tabisuki-oyaji

心を癒されに旅した時のブログ

ハノイとハロン湾

まだ薄暗い05:30ごろにハノイ駅に到着した。ハノイ駅のロビーには明け方にも関わらず多くの人たちがおり、駅前には多くのタクシーが客待ちをしていた。

 

今日の宿は旧市街にある「TIME HOTEL」という安宿だ。駅からタクシーで60,000ドン。暗くてなかなかホテルが見つからずグルグルしながらやっと見つかった。

 

ホテルのシャッターが閉まっていて、シャッター越しに中を覗くと従業員のお兄さんたちが床で寝ていた。申し訳ないけれども、ドンドン叩いて起こして開けてもらった。荷物を預けてトイレで着替え、まずは朝食を食べに行く。

 

ホテルの近くにドンスアン市場というところがある。市場なので朝早くからでも朝食くらい食べれるだろうと思い行ってみた。

 

案の定、市場のあちこちで地元の人が朝ごはんを食べている。その中でも地元の人が食べている人数が多い店でボクたちも食べることにした。道端にプラスチックの椅子が並べられているだけだが、みんなが美味しそうにフォーを食べている。

 

20,000ドンのこのフォーは超絶美味い。フランスパンみたいな欠片がテーブルの上のお皿に置いてあったので、サービスかと思って食べたら「それ私のよ〜」とおばちゃんに笑われた。知らずに食べちゃって、ごめんなさい。

 

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他のものも食べたいのでフォーは1杯を2人で分けた。そのあと構内を歩いているとタマゴを挟んだバインミーの屋台があって、焼きたてですごく旨そうだったので食べてみた。15,000ドン。ホント、今回のベトナムの旅の食べ物はみんな安くて美味しい。

 

他にも美味しそうな店がいくつかあったけれどもハロン湾ツアーの出発時刻に間に合わなくなるのでホテルに戻ることにする。今度ハノイに来た時にはもう少しゆっくり市場の中を巡ってみたい。

 

鶏の丸焼きすごいな・・・。

 

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路地でおかしな光景に出くわした。袋の中から鶏ちゃんたちが頭だけ出しているのだ。それをスーパーカブの荷台に乗せている。その奥には鶏のナマ肉・・・シュールだ。

 

ホテルに戻って07:45発ハロン湾行きのピックアップバスに乗る。40分程かけて他のホテルの客をピックアップしながら10:20ころトイレ休憩のため、お土産屋に到着。JTBなどいろんな団体のバスが停まっている。まだ先は長いのでカフェラテを飲む。1杯40,000ドン。

 

12時過ぎにハロン湾の船着場に到着。日本語の喋れる添乗員さんがみんなのチケットをまとめて買って船に乗り込む。出発したらすぐにランチだ。

 

ランチはグループに分けられテーブルにつく。ボクたちは親子3人で来ていた老夫婦と同じ組になった。ビールは別会計で40,000ドン。料理はまぁまぁだったかな。

 

船が進んでいくと、ドラゴンボールやアバターの世界のような景色が目の前に広がってくる。ベトナムの紙幣にも印刷されている岩もあり、巨大な岩の間を通り抜けながら見る風景は絶景だ。

 

沖で停泊し、希望者には別料金で小舟ツアーがオプションである。1人で130,000ドン。ベトナム傘をかぶったおばちゃんが漕いでくれる。

 

南の島のリゾートとは違って海の水は綺麗じゃないけれども、湾内は波も穏やかで小舟でノンビリ巡る小島たちは綺麗だ。さすが世界遺産だね。

 

オプションの小舟巡りのあとは、ダウゴー島に上陸した。

 

ダウゴー島には「ティエンクン洞」という鍾乳洞がある。ボクは洞窟好きなのだが、カラフルにライトアップされているのはどうかなと・・・。ちっとも幻想的ではない。もったいないなぁ。

 

鍾乳洞を見終わり再び船に乗って出航した港に戻る。16時ころ港に到着し、ハノイから乗ってきたヒュンダイのマイクロバスに乗って3時間半かけてハノイに向かう。

 

途中18時頃、行きと同じように提携するお土産屋でトイレ休憩。でも何も買いたいものがない。店の看板には「いらっしゃいませ」の日本語の文字がある。海外に行って日本語の看板やメニューなどを見るといつも思うのだが、異国文化を感じるために海外に行く人が(たぶん)多いのに、日本語で(それもおかしな日本語で)書いてあると逆効果な気がする。少なくともボクはそうだ。英語でじゅうぶんだと思うけどなぁ。

 

19:30ころハノイのAPTトラベルに到着した。たまたまだけれど宿泊している旧市街のホテルのすぐ近くにオフィスがあった。今日のハロン湾日帰りツアー($77/人)は、昨晩、寝台車から急に電話で頼んだので精算をまだ済ませてなく、精算が終わってから一旦ホテルに戻った。

 

今日は土曜日でナイトマーケットが開かれており、通りはたくさんの人で溢れていた。

 

ベトナムを紹介するTV番組を見てみて行ってみたいなと思った雷魚のお店にやってきた。大和田兄弟が美味そうに食べていたのだ。ホテルからの道がよく分からなく、Google先生に聞きながらなんとか辿り着いた。

 

雷魚というのは初めて食べたけれども脂っこくないし柔らかい米麺と混ぜて食べるととても美味しい。量は少なくはなかったけれども2人でもペロッと平らげることができた。全部で300,000ドン。

 

ホテルに戻る道すがら、ナイトマーケットをブラブラ覗いてみた。東南アジアによくある有名ブランド品のパチものや・・・

 

・・・微妙に似ていない日本のキャラクターグッズの商品もたくさんあった。アジアのいろんな都市でこういうマーケットが開かれて活気があるように、日本の都市でもどんどんやればいいのにと思う。

 

日本にお土産として持って帰るため、ホテルの近くの小さな店でビア・ハノイのビールを買った。ベトナムビールとして333は日本でもよく見るけど、ビア・ハノイって見たことないな。

明日の朝はノイバイ国際空港までタクシーで行こうと思っていたが、ホテルに戻ってフロントのお兄さんに聞いてみると、彼の友人が3,150,000ドンで送ってあげるとのこと。

ベトナム最後の夜だが、朝早いので帰り仕度をして早めに寝ることにする。続きは明日!