tabisuki-oyaji

心を癒されに旅した時のブログ

じっくりアンコールワット

今朝はのんびり8:30に起床。ホテルのレストランでゆっくり朝食を食べる。ここ「シティリバーホテル」は高級ホテルではないけれど繁華街にも近く、かつ食事も美味しい。ビュッフェの種類も多くはないけれど、フォーの麺の種類を選べたり、オムレツを好きな具材で作ってくれたり、じゅうぶん満足させてくれる。なかなか良い。

 

食事のあとは今日もアンコールワットに出発だ。11:00にホテル前に停まっているトゥクトゥクと交渉して片道10ドルと言われたが5ドルにまけてもらう。片道だけだしね。

 

すごく天気が良い。今日も暑くなりそうだ。トゥクトゥクに乗っていると顔にあたる風が心地よい。カンボジアを走っていると、バイクや車にすごい人数を乗せている光景をよく見る。バイクに3人や5人、トラックの荷台に10数人という人たちが平気で乗っている。今日はバイクの後ろのカゴにぶら下がっている少年を見かけた。恐るべし。

 

アンコールワットは今日もたくさんの観光客たちがいる。

 

門をくぐり、中央塔の周りを第一回廊から第三回廊までぐるっと囲んでいる。それをくまなく見て行くのだ。

 

回廊沿いの壁にはたくさんの宗教的レリーフがある。

 

ポルポト政権時代に壊された仏像などもたくさんあり、頭部や腕が無い仏像など見ると痛たましい。

 

そんな回廊を現地のオバちゃんたちが綺麗に掃除をしてくれているのは微笑ましい。

 

第三回廊に登る階段は結構急で相当キツかった。

 

手すりを持ってなんとか登り切ると、どこまでも広がる密林を見ることができた。観光用の気球も飛んでいて、今度来た時には乗って大空からアンコールワットを見てみたい。

 

そして再び急な階段を降りるのだが、高さを目で見て直に感じるぶんとても恐怖心が増す。下まで降りると多くの人たちが休んでいた。

 

沐浴の池の後近くで若いお坊さんが観光客に拝んでからミサンガを渡していたのでボクたちもやってもらった。

 

10代の若い僧侶はパッパッと葉のついた枝で水を振りかけ何やら拝んでくれた。1人1ドルほど寄付をすると腕にミサンガを巻いてくれた。せっかくなので写真を撮らせて欲しいと頼んだら快く笑顔で写ってくれた。

 

お腹が空いてきたので初日の出を見た聖池のそばにある屋台街で食事をすることにした。多くの店が並んでいて「ウチで食べな〜」と呼び込みをしてくる。

 

気の良さそうなおばちゃんの店に入り、ロックラック、豚肉焼きそば、ビール大瓶2本、マンゴーシェイクを注文。全部で23ドルを2ドルほどマケてもらった。アンコールワットの敷地内の店だし観光客価格なのは仕方がない。

 

座って食事をしていると流しのおじさんやお土産売りのおばさん、子供たちがやってくる。おじさんやおばさんは軽く受け流すと次の客目当てに去って行くが、子供たちはしぶとい。「これ買って〜、1ドル〜」と結構しつこい(笑)。今回はこどもたちの粘りに負けて絵葉書を買った。せっかくだから日本に向けて送ろう。

 

名残惜しいがアンコールワットを後にし、トゥクトゥクを捕まえて5ドルでシェムリアップに帰る。

 

途中アンコールクッキーに寄ってもらい、ベタだけどアンコールワットの形をしたお土産を買った。日本人向けなので高い。

 

他にもお土産を買うために、オールドマーケットで降ろしてもらった。

 

オールドマーケットは観光客だけではなく地元の人もたくさんいる。雑貨や衣類、お菓子だけでなくいろいろなものを売っている。自分用にTシャツ(2ドル)、バナナチップス大(2ドル)、お茶(1ドル)などをいくつか買った。

 

オールドマーケットにはお土産だけではなく、魚や肉、野菜なども売っている。それも観光客向けの店の奥の同じ敷地内にある。

 

そして、なんと美容院までこの中にあるのだ。

 

いろんなものがカオスな感じで混ざっていてとても面白ろかった。いろいろ長居をして見てしまい、外に出たらすっかり夜の雰囲気になりかけていた。

 

その後アンコールトレードセンターのスーパーマーケットでアンコールビールを買って一旦ホテルに戻った。明日は帰国する日なので夕飯前にいろいろ帰り支度をする。カンボジアに来てまだ4日目なのに明日は帰国か・・・。楽しい時間は早く過ぎてしまうな・・・。

支度が終わってホテルを出る時に、ホテル前でバッタリ「バルさん」に会った。昨日ずっと一緒だったトゥクトゥクのドライバーだ。今日はずっとアンコールワット見たんだよ〜とか話をしてから別れ、パブストリートに向かった。ストリートの表は賑やかな飲み屋や食べ物屋ばかりだが、裏の路地に入ってみるとなかなかこっちのストリートも楽しそう。今後来てみようっと。

5年前にシェムリアップに来た時に泊まった安宿「ダラゲストハウス」を見てみたくなり、記憶を辿って行ってみた。だが、建物は無くなっていて薬局になっていた。ちょっと寂しい。

 

途中、アジア系の綺麗なスーパーが出来ていたのでそこにも入り、お土産にインスタントラーメンと焼きそばを買った。スーパーの様子を写真に撮ろうと思ったらレジの女の子がカメラ目線で写ってきた(笑)。

 

北側からパブストリートに向かう途中で、初日に飲んで超美味しかったジュース屋台を発見。ずっと探していたのだけれど毎日別場所に移動しているのか、ずっと見つからなかったのだ。

 

マンゴーシェイク(1ドル)を買って飲む。味が濃くて超美味い。幸せだ〜。

 

最後の夜なのでマッサージに行くことにした。ナイトマーケットに行く途中にあるマッサージ店の中から、オープンでやっている店に入りフットマッサージ。気持ちいい。

 

パブストリートは今日も混んでいる。オールドマーケットの側の屋台街のいつもの屋台に行く。3日間連続で同じ店だけどとても美味しくて気に入ったので来てみた。

 

毎晩贅沢な食事をしてなく毎晩屋台飯。野菜焼きそばと野菜チャーハンとビールを注文。6ドル。

すごく美味しいので嫁ちゃんはおじさんの作り方をじ〜と見て記憶していた。この店と同じインスタント麺と調味料を買ったので日本に帰って作ってくれるそうだ。楽しみ。

 

最後の夜なので繁華街とブラブラ歩いてみる。いろいろな屋台があるが、カンボジアらしく焼き虫の屋台があった。日本でいう焼き鳥の屋台な感じで虫が串に刺されている。嫁ちゃんは虫が苦手・・・。カクテルカーに座り、ピナコラーダとフェボライドカクテルを注文。2杯で3.5ドル。兄ちゃんがとても楽しかったので4ドル渡した。

 

シェムリアップ最後の夜が終わり、部屋に戻って黒ビールを飲んで就寝。明日はいよいよ帰国だ。