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心を癒されに旅した時のブログ

水上飛行機に乗って2島めのリゾートに移動するのだ

今朝は楽しかったリーティを去る日だ。明け方に起きてポーターがピックアップしてくれる荷物をまとめておく。雨と風がすごく強い。どうやら外は嵐のようだ。ボクたちはスピードボートで国内線の空港まで行き、来るときに乗った大きなプロペラ機でマレに一旦戻る。リーティから直接水上飛行機に乗るお客さんたちは、この嵐の中はたして飛べるのだろうか・・・。

 

大きな荷物は部屋に置き、手荷物だけ持ってムードゥーバーで軽めの朝食だ。

 

ここは海の上に建てられたバーで来たかったのだけれどオールインクルーシブに含まれていなかったので今まで来なかったのだ。しかし最後に来ることが出来て良かった。

 

朝食のあと、レセプションに行ってこれからの予定を聞く。マレから次の目的地「リリィリゾート」へは水上飛行機で行くのだがマレ時間で10:15出発だそうだ。マレ時間とリゾート時間は1時間ほど違うので間違えないようにしなければいけない。そのあとチェックアウト。ダイビングフィーなどもろもろで1219USドルを払う。

 

これから嵐の中スピードボートで出発だ。ボートが係留されている桟橋を歩くのが怖い。風も強く滑って海に落ちそうだ。ボートに乗ったあと乗客たちはライフジャケットを着る。真っ暗闇の中、スポードボートは嵐の海をかっ飛ばし、20分くらいで国内線の空港がある島へ到着した。

 

空港の受付で荷物を預けてチェックインして搭乗まで30分待つ。こんなに待つのならば、ボートの出発をもう少し遅らせてくれればいいのに・・・。

 

雨の中、傘をさしてプロペラ機に搭乗する。

 

離陸して窓から景色を見るが天気が良くないので全く南の島の感じがしない。そうこうしているうちに首都マレに到着した。

 

ツーリストオフィスの窓口に行って、水上飛行機のチェックインをした。国際線や国内線の空港ビルとは別の場所にある。

 

何時間か待つと思ったらすぐに出発することになった。専用のラウンジでゆっくり休憩できると聞いていたのに残念だ。大雨が降っている中、急いで別棟のトイレを済まし、憧れの水上飛行機に飛び乗った。

 

そして飛行機はフルレ島を雨の中飛び立った。ボクたちは一番前の列の座席に座った。モルディブ人のパイロットはサンダルを脱ぎ、裸足でペダルを踏み込んだ。

 

天気が良くなかったマレを飛び立った。ジェット機のような雲の上の高すぎる高度ではなく、景色の良い高度で飛んでいると薄暗かった海の色も鮮やかなエメラルドブルーになってきた。サンゴ礁に囲まれた小さな島がいくつも見えてくると心がワクワクしてくる。

 

着陸体制、いや着水体制に入りだんだん海面が近づいて来る。水上飛行機はス〜と着水し、サンゴ礁に囲まれた海の上に浮く桟橋に横付けされた。そして飛行機を降り、ドーニーに乗り換える。

 

ドーニーの中で飲み物と果物が配られた。それを食べながら島が近づいてくるのを眺めている。

 

LILY BEACH RESORT & SPA」に到着した。ドーニーから桟橋に降りると音楽でお出迎えだ。

 

素朴な「Reethi Beach Resort」とは違い何かメッチャ豪華な島だ。リーティには日本人の観光客はいなかったがリリーには一緒に水上飛行機で来た日本人観光客は他にも何組かいた。まずはフロントのロビーで日本人のミキさんにレセプションを受ける。

 

チェックインが済むとカートに乗って水上ヴィラまで移動だ。

 

部屋は豪華で床の一部がガラスになっており海の中を見ることができる。ベランダから海に入ることももちろん出来る。

 

夜中に出発したのでお腹がすいてきた。ボクたちはレストランで朝食を食べることにした。この島は日本人だけでなく中国人の観光客も多いようでレストランには中華料理や簡単な日本料理のコーナーもあった。

 

シュノーケリングを水上ヴィラのまわりでやってみたらメチャメチャ気持ちが良かったた。リーティの方が大きな魚がいるがリリーの方が種類と数が多く珊瑚が元気な気がする。ドロップオフのそばまで泳いでみるが急に深くなっていてちょっぴり怖い。その後、部屋に戻ってシャワーを浴びて1時間近く昼寝。心地良い。

 

ビーチを少し歩いた後、ロビーのバーでビールを飲む。

 

その後、ダイビングセンター「prodivers」に行き明日のチェックダイブを予約した。自分たちは「ビギナー&ブランクダイバー」だということを伝えて、機材の準備と説明を受けた。明日の朝しかチェックダイブが空いてないらしく、明日の朝に予約していたコーラルガーデンシュノーケルを次の日に変更してもらった。

 

ランチはプールに隣接しているレストランで食べることにした。リリィもオールインクルーシブなので気兼ねなく食べたり飲んだりすることができる。まぁオールインクルーシブといっても追加の支払いが必要ないってだけで料金に含まれているのでタダという訳ではないけどね。

 

ぐるっと島を歩いてみた。野生の鳥の巣を保護している場所やフットサルコート、多くの施設などがあった。そのうち日が暮れ出してきた。

 

水上ヴィラの島の反対側のビーチで「マネージメントカクテル」というのをやっていたので参加してみた。音楽の生演奏とシャンパン、寿司など軽い食事で客をもてなすイベントのようだ。日中あれだけいたアジアの人達は誰もいなくボクたちだけだった。

 

夜の決まった時間に餌付けをしているらしく桟橋まで見に行ってみた。みるみるうちに大きな魚や小さなサメ、アカエイなどが集まって来た。餌を食べる様子は迫力があった。

 

夕飯は豪華なビュッフェだ。美味しそうなものがありすぎて何を食べるか迷ってしまう。

 

水上ヴィラに戻る桟橋や水中もライトアップされていて綺麗だ。空にも満点の星がある。ホント贅沢な時間を過ごしているな・・・。

部屋に戻ってお風呂に入り、部屋の冷蔵庫のビールを飲む。もちろんそれらもオールインクルーシブに含まれる。

明日はいよいよチェックダイブだ。