tabisuki-oyaji

心を癒されに旅した時のブログ

いざリオデジャネイロへ!

朝3時に起きてFunZoneのソファーの隙間に敷いた寝袋をたたむ。近所のビクトリアで購入したこの寝袋にも随分お世話になっている。完全にモトは取っていると思う。

AZULのカウンターで荷物を預け、歯磨きをしてから検査場を通った。出発ロビーの待合室でイギリス人の女性がロストバゲッジのためスマホを充電出来ずに困っていたから充電器を貸してあげた。なにやら1日以上ここで待機しているらしい。ビッリ・・・。

ラテとポンデケージョで簡単な朝ご飯にする。

 

薄暗い中、AZUL航空の飛行機に乗って1時間半後、経由地のゴイアニアに到着した。そこで乗客の半分位は降りた。30分くらい止まったままだったが、ボク達は降りられず飲み物もなくずっと待たされたままだった。ブラジルは国土が広いので飛行機の移動が普通なのだろうがこのようにどこかに寄りながら最終目的地に行くなんてなんか面白いな。

 

同じ飛行機のままだが、いよいよリオデジャネイロに向けて出発だ。LCCなので飲み物のサービスが無いのかと思っていたけれども試しに頼んでみるとタダで貰えた。さっきも頼めば良かったな・・・。

 

山々の上空を抜けると眼下にリオデジャネイロの大都会が広がってきた。コルコバードの丘のキリスト像もマラカナンのスタジアムも上空から見ることができた。やっとリオに来たんだ!今までのブラジルの都市とは明らかに違う感じがする。テンションが上がる〜。

 

リオの国内線のサントス・ドゥモン空港に到着した。この空港は市街地からも近くて便利なようだ。

 

空港の中のあちこちにサッカー関係のものがあってワールドカップ感が増す。

 

まずはホテルに荷物を預けたい。空港前から出ている値段の高いバスには乗らずにちょっと離れた場所から3レアルの市バスに乗ることにする。ホテルのあるセントロエリアのカリオカ駅を目指したいがどのバスに乗っていいかが分からない。バス停を掃除していたおじさんや歩いていた若者まで何人かに聞いてみたが英語が通じなかった。老眼鏡をかけなおして地図を見てくれていたおじさんは、自分の乗るバスが来たらしく「あの日本人を助けてやってくれ!」と言い残して自分のバスに乗って行ってしまった。

 

他の若者がバスの運転手に聞いてくれてやっとセントロ行きのバスに乗る事が出来た。リオのバスはテレビもついておりすごく立派だった。さすがブラジル第2の都市だな。道沿いに見える街並みも大都会だ。

 

今日の宿のibisホテルに着いたがチェックインは12時で少し時間があった。しばらくロビーでネットに接続して仕事をし、12時にチェックインして荷物を部屋に置いた。

 

近くの中華食堂に行きランチをすることにした。美味しそうな焼きそばの写真を見て、アジア料理に飢えていたボクたちは焼きそばを食べたが美味しくなかった。よく分からない醤油っぽい焼きそばソースだけれど、日本にいると焼きそばを不味く作ることはなかなか出来ないのにな・・・。

 

焼きそばを食べた後、メトロに乗ってコパカバーナへ向かった。リオのコパカバーナビーチにFIFAのファンフェスタ会場があり、アメリカ対ドイツの試合のパブリックビューイングをしているのだ。

 

メトロの駅からビーチに向かうと人がたくさん歩いている。たぶん人の流れに沿ってついていけばファンフェスタ会場があるのだろうと思い歩いていく。

 

すると規模の大きそうな会場がビーチの中に現れた。

 

フェスタ会場の中には遊園地にあるような遊具があり試しに乗ってみた。ちょっと高い場所から会場の様子を見ることが出来た。

 

クイアバのファンフェスタ会場と違い、人たちで溢れかえっていた。試合の結果はドイツが1-0で勝利した。両チームにチャンスが来るたびに「ウォ〜」と大盛り上がりだった。

 

ファンフェスタ会場を後にし、コパカバーナビーチを端から端まで歩く事にした。日本を出発する前に見たテレビ番組で紹介していたマテ茶の売り子に会ってマテ茶を飲みたかったけれども、随分探しても売り子に会えなかった。残念・・・。

 

ビーチのいたる場所でサッカーを楽しんでいた。暖かいビーチでサッカーなんてさすがサッカー王国ブラジルだ。来て良かったなとしみじみ思う。次回の開催地はロシアだからこういう雰囲気じゃないんだろうな・・・。

 

他にもノンビリ釣竿を投げている人や、コパカバーナビーチ名物の砂のお姉さんを作っているおじさんもいた。この砂人形はテレビでも紹介していて、お金を払って記念撮影をすることが出来るので記念に撮影してみた。

 

ビーチの端まで歩いて行ってみる間にずいぶん陽が落ちてきた。歩いてきた方を振り返ると結構な距離を歩いて来たんだなと思う。3〜4キロメートルはあるのかな?クレーンを持ち込んで何やらテレビの撮影をしているクルーがいた。

 

ビーチの端にあるコパカパーナ要塞にも行ってみた。入場料は一人6レアル。敷地内の眺めの良い場所にあるカフェで夕陽を見ながら休憩をしようと思ったのだ。

 

 

コパカバーナビーチ全体を見渡せる席で夕陽が沈んでいくのをのんびりビールを飲みながら過ごした。

 

この場所からだと海ではなくファベーラの左に沈んでいく。このゆっくりとした時間はすごく贅沢だと思う。

 

薄暗くなる前に砲台に行ってみた。すごく巨大だ。ドイツ製の砲台らしい。砲台の中にある博物館も見て外に出るとすっかり暗くなっていた。

 

コパカバーナの夜景はすごく綺麗だ。山の中腹のファベーラの灯りもハッキリ見える。この一つ一つの灯りに人間たちの家族の営みがあるんだなと思った。

 

夕飯はビーチ近くの通りの店に入って食べることにした。もう飲み慣れてきた「ITAIPAVAビール」と肉だ。パスタも豆ご飯も美味しくないがもうブラジルでの料理にはあまり期待をしていない。

 

夕飯を食べた後、ホテルで飲むためのビールをスーパーに寄って買って帰る。お土産もこのスーパーで買おうと思ったのだがクレジットカードは(ブレジルでの)デビッド機能しか使えないとのことだった。現金をあまり持ってないんだよな。う〜残念・・・。ホテルの近くのスーパーを教えてもらったので明日行ってみよう。

 

帰る途中の道はとても良いカンジだ。古く趣のあるこの建物はストリップ劇場だった。もちろん入らなかったけど・・・。

明日はいよいよリオの名物、コルコバードの丘を見に行くのだ!すごく楽しみ。明日に続く。