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心を癒されに旅した時のブログ

1200kmを大移動

4:30に起きて支度をする。今日はサンクリストバル・デ・ラスカサス(San Cristóbal de las Casas)までの大移動だ。

 

こんなに離れているのだが、グアナファトからサンクリストバル・デ・ラスカサスまでの飛行機の直行便は無い(と思う)ので一旦メキシコシティを経由してから向かうのだ。

 

5:15にキッチンでコーヒーとトーストの朝食だ。宿のオーナーのリックさん(写真中央)は71歳で50年前にアメリカからメキシコに来たらしい。この宿も手作りでとても素敵だ。左が一緒に相乗りするジュリーさん。右がタクシーの運転手さん。せっかくなので彼らに日本で買ったポストカードをプレゼントする。

 

 空港までタクシーをシェアしたジュリーさんは33歳でカナダのモントリオールのジャーナリストだそうだ。「なぜスペイン語を話せるの?」と聞くと、「ジャーナリストでいろんなところに行ってるからよ」と。

 

タクシーの中でカタコト英語で話しをしていたらレオンバビオ国際空港(BJX:Del Bajío International Airport)に到着した。

 

まずは荷物を預けてチェックインをする。経由地のメキシコシティでは荷物を受け取らなくてもいいそうだ。楽チンだな。

 

嫁ちゃんが持っているプライオリティパスで空港のVIPラウンジに入る。

 

 

こんな豪華なVIPラウンジって初めて入ったよ。せっかくなので早朝だけどテキーラを飲む。これが今回のメキシコ旅での初テキーラだ。キツイ!

 

08:11発のメキシコシティ行きの国内線の飛行機に乗るのだ。ボーイング737なのでそんなに大きくはない。

 

いよいよ出発。

 

離陸。コーヒーとビスケットの軽食がでてきた。

 

久しぶりにメキシコシティに帰ってきた。

 

9:20頃メキシコシティのベニートフアレス国際空港(MEX)に到着した。つぎは11:05発なので乗り継ぎゲートを先に確認しておく。

 

MEXにはいくつかラウンジがあるが、次に乗る75B搭乗口に近いこのラウンジに入ってみる。ココはダイナースのクレジットカードを持っていたら入る事ができた。

 

開放的なラウンジで飛行機を見ながらくつろぐ事ができる。

 

冷蔵庫の中には驚くほどたくさんのビールもあるのでテンションが上がる!もちろんメキシコのビールもたくさんある。

 

まずはBohemiaビール。

 

続いてSOLビール。

 

11:05発の飛行機に乗るためにバスで移動する。

 

国内線なので小さな飛行機だな。

 

無事離陸。日本と違って国内線でもビールを飲む事ができる。今日は飲んでばかりだな(笑)。

 

12:25頃、トゥストラ・グティエレス国際空港(TGZ:TUXTLA GUTIERREZ)に到着した。

 

荷物を受け取ると空港からサンクリストバル・デ・ラスカサス(San Cristóbal de las Casas)まで行くOCCのバスチケットを買う。13時発のチケットを2人分で484ペソで購入。

 

ロビーの出口を出て左側に行くとOCCのミニバスが停まっていた。

 

ミニバスにはボクと嫁ちゃんを含めて4人しか客がいなかった。

 

アンヘル・アルビノ・コルソ国際空港(TGZ:Aeropuerto Internacional Ángel Albino Corzo)とも言うのかな?空港の名前っていろいろあるからよく分からないなぁ。

 

周囲を山で囲まれた高原都市「サンクリストバル・デ・ラスカサス」へ空港から行くには山のそばを走っていく。晴れた日に山を走るのはとても気持ちが良い。

 

大自然の街並みからだんだん人工物が増えて街になってきた。そして「サンクリストバル・デ・ラスカサス」の看板が現れた。

 

 14:20ごろ、サンクリストバル・デ・ラスカサスのOCCバスターミナルに到着した。

 

サンクリは人気の観光地だけあってバスターミナルはそこそこ大きい。この街からメキシコ各地へのバスが出ている。

 

美しい街なので早く観光をしたいのだけれども、とにかく大きなバックパックを置きたいので歩いて今晩の宿に向かう。

 

現地の先住民の人たちがカラフルな衣装を着て民芸品を売り歩いている。

 

サンクリでもカラフルな切り絵の旗「pape picado」がたくさん飾ってある。

 

店がたくさんあるエリアから住宅街や宿がたくさんあるエリアになってきた。ずっと石畳で緩い高低差がある。

 

バスターミナルから20分ほどかかり今日の宿「ポウサダ・デ・アベリト(Posada del Abuelito)」に到着。Hostelworld.comで予約し、2泊で560ペソだった。この宿は値段も高くないけれど旅行者の評価・口コミがとても高いので楽しみだ。

 

入り口を入ると藤棚みたいな棚があり、そこを通るとレセプションがある。そこでチェックインをし、部屋の鍵を受け取った。

 

 

中庭には緑がたくさんあり、とても落ち着いた雰囲気だ。居心地が良さそう。

 

共有キッチンも温かみがあって良い。ちなみに自分で使った食器や器具などは自分で片付ける。

 

部屋に大きなバックパックを置いて出かけることにした。

 

宿の近くの壁にいくつか絵が描いてあった。宇宙人や古代遺跡、寄生獣のような怪物やモンスターなど、ポップでありシュールであり、アートな感じが良い。

 

ショップやレストランが並ぶメイン通りを進み街の中心部に向かう。

 

ソカロの前に大きなカテドラルがある。工事中なのかフェンスで囲まれているがソカロにはたくさんの人たちがいる。

 

観光用の列車や子供用のカートなどがあって家族連れもたくさんいた。ここにもカラフルな先住民たちがいろいろ売っている。

 

もうお馴染みになったコンビニOXXOで、これまたお馴染みになったfrescaを買う。ホントこれ美味しいんだよな。

 

チュロスとアメリカンドッグがぞれぞれ20ペソ。1つずつ買って座って食べる。

 

工芸品やお菓子のメルカドの中を覗いて見たが何も買わずに出る。

 

街を歩いていると結婚式をやっていた。音楽隊が祝福の音色を奏でていた。

 

新婦の隣は・・・お父さんだよな・・・?

 

長〜いビートルなんてあるんだね。

 

夕方になってきた。石畳や建物の壁を照らす夕方の光が綺麗だ。

 

夕飯を食べようと店を探していると陽気な呼び込みのおじさんが「テキーラ1杯無料にするよ〜」というので「Mesón El Quijote」というスペイン料理の店に入った。2階のベランダで外を眺めながらフリーテキーラ。

 

 

続いてメキシコの黒ビールを飲む。

 

スペイン国旗とバルセロナのユニフォーム・・・ここはスペインか?

 

 

お酒を飲んでいたら雨が降り出したので店内の席に移動した。

パエリア好きのボクとしてはぜひパエリアを食べてみたい。サラダとオニオンスープも注文。オニオンスープはすごく美味しかった。パエリアはまぁまぁかな。嫁ちゃんが頼んだサングリアは甘すぎた。全部で490ペソ。

 

先ほどの雨に濡れた石畳の路面に街灯のあかりが反射してとても綺麗だ。日本と違って暖色系のあかりが多いので目に優しい。通りのスーパーで水を買って宿に戻る。

 

宿に戻ると明日のクリスマスパーティーの案内があった。1人100ペソだそうだ。なんか楽しそうなので参加の申し込みをした。

 

トイレに行くと可愛い絵が貼ってあった。なんか良いね。