tabisuki-oyaji

心を癒されに旅した時のブログ

ハバナに帰る

朝6:30に起きてチェックアウトした。宿のご夫婦にキューバの人形をお土産に戴いたのでボクたちも日本のポストカードをプレゼントした。

 

人通りの少ない道をバスターミナルまで歩いて行く。

 

バスターミナルに着き、予約していた便にチェックインの手続きをする。

 

予約表には「30分前までにチェックインしなさいね」と書いてあったけれどもなんとか間に合った。

 

バスに乗り込む人が多すぎる気がするが、全員乗れるのか? バスの運転手に「お前らは違う、次のバスだ」と言われる。「7:45のバスを予約してるんだけど・・・」と言っても運転手はダメだと言い張る。チェックインの受付に戻ってキツく「オレらは7:45に予約してるぞ!バスに乗せてよ!」と英語で言うと相手はスペイン語でまくしたててくる。訳が分からない。他の客が英語で「なんかシステムトラブルみたいよ。オレも1時間のロストだよ。」と教えてくれた。チケットに席番号が書いてなく「SBY」と書いてあるから怪しいとは思っていたのだが、何も説明なしだよ。とりあえず同じバスに乗る西洋人たちを確認したので彼らの行動を見ておくことにしよう。

 

7:45のバスはボクたちを残して出発してしまった。この後どうなるのだろう。考えても仕方ないので売店でコーヒーを買った。1CUC。メチャメチャ甘い。そして熱いのでプラスチックカップがふにゃふにゃだ。

 

8:50に臨時バス?が来たので出発だ。これでハバナに帰ることができる。バスはボロくて客は少なくガラガラだ。

 

10:10にシエンフエゴス(Cienfuegos)に到着した。

 

シエンフエゴスで3人降りたので残った乗客はボクと嫁ちゃんと4人の女の子。そして1人乗ってきてすぐに出発した。

 

11時頃、ガソリンスタンドに立ち寄った。なかなか出発しないな。

 

11:55に行きにも停まったレストランに到着。

 

レストランでは注文せず、昨日の夕飯で残ったピザを食べる。バスのトイレを使おうと思ったら鍵がかかっていて使えない。何のためのトイレなんだよ・・・仕方なくレストランのトイレを使う。紙も使わないのに1CUC支払う。高いな。そして12:20に再び出発した。

 

14:20頃、ハバナのviazulバスターミナルに到着した。トリニダーのバスターミナルを1時間遅れで出発したがスピードを出してくれてほとんど予定どおりの到着となった。予約した便には乗れなかったが車内は空いていたし、結果とても楽チンだった。

 

バスターミナルの外にはたくさんのタクシーが客待ちをしている。荷物を置いているCASAまでタクシーで行くことにした。8CUCで交渉成立。

 

先日宿泊していた「カサ・ルナス(Casa Lunass)」に到着。チャイムを鳴らすと4Fのベランダから鍵を投げてくれた。玄関を開け、ボクたちは階段を上がって行った。

 

荷物を受け取り、今晩泊まるCASA「カルメン(Casa Carmen)」までバックパックをかついで歩く。

 

子供たちが小さなボールを蹴って遊んでいた。メッシ!

 

「カルメン」に到着したが、宿の人が不在なようで下の階の宿で少し休ませてもらう。キューバは自宅をCASAにしている人が多いので、同じ建物の中の階違いでCASAが違ったりもする。

 

バックパックを担いで階段を上るのはキツイなぁ。

 

部屋からのオールドハバナの景色は前の宿とあまり変わらないな。ちなみに旦那さんはローリーさん、奥さんはキャメロンさん。ローリーさんはブルースウィルスに似ている。キャメロンさんには会えなかった。宿泊料金の残額が68CUCで朝食代金は2人で10CUC。今はお釣りがないとのことでとりあえず70CUCだけ払った。

 

CASAで飼っているチワワ。チワワって地球外生命体のような感じがして少し苦手。

 

荷物を置いて中心街に出てみることにした。

 

今度は子供たちが野球をしている。キューバは野球強いもんなぁ。

 

手持ちの現金が少なくなってきたのでマルティ通り沿いのATMで300CUCほどおろした。ちゃんとキャッシュが出てくるか心配だったが大丈夫だった。

 

オビスポ通りの入り口近くの中央公園の前には観光客向けのクラッシックカーがたくさん並んでいる。

 

初日にWifiカードを買った「HOTEl PARQUE CENTRAL」のバーでボクはビール、嫁ちゃんはモヒートを飲みながらWifiダイム。

 

夕飯を食べにオビスポ通りを歩く。

 

日本料理が食べたくなって「Crepe sayu」に行ってみた。

 

日本人の女性がやっているお店でメニューはいろいろある。生姜焼きを食べたかったのだけれども売り切れだった。

 

嫁ちゃんはカツ丼、ボクはエビフライ定食と味噌汁。全部で6.75CUC。安いけれども味は微妙だな。味噌汁にはダマがあるし丼には卵がほとんどない。エビフライも美味しくはない。キューバで貴重な日本食の店なのでもうちょっと美味しくして欲しい。キューバの人にこれが日本食だと思って欲しくないな。

 

オビスポ通りの公園のそばにたくさんの人が並んでいる屋台があった。ハバナの初日にも見かけた行列だ。美味いに違いないので並んでみる。

 

チュロス(2.5CUC)とチキンボール(1CUC)を買う。チキンは揚げたてなのたがナゲットを想像するとまったくの別物でペースト状でちっとも美味くない。チュロスもメキシコの方が断然美味い。たくさん行列ができていたので美味しいかと思ったがやはり競争の少ない社会主義国だけあって安くて美味しい食べ物への期待はできないのだろうか。残念。

 

だんだん暗くなってきた。奥の空が青紫で、街灯のオレンジとの対比が美しい。

 

オビスポ通りの入り口の公園にはたくさんの人たちが集まっている。ここもWifiスポットなのかな?

 

まだ早いけれども夕飯も食べたことだし宿に戻ることにする。

 

オールドハバナのエリアは暗い。なんだか怖いけれどもキューバは比較的治安の良い国なので安心だ。もちろん用心に越したことはない。 明日は1日ハバナ観光デーだ。