いま02:05。バスターミナルでずっと待っているが01:43出発のトゥルム行きのバスが来ない。
乗り場の係員のおじさんに何度も「このバスはトゥルム行き?」と聞いても「まだ来てない」と言われてずっと待っていたのに、トゥルム行きのバスが来た時には何も言ってくれなかった。待ってるの分かってるのだから呼んでよ・・・。乗り遅れるところだった。02:30に出発。
ボクたちの席にはおばさんが座っていたので「ここはウチらの席です」といってどいてもらった。このバス少しぼろい。トイレもない。ADOバスの子会社のAUバスだからボロいのか。おまけに車内は超寒い。寝袋をかけて仮眠する。
途中、何箇所かに停まって6時過ぎにトゥルムのバスターミナルに到着した。
トゥルムのバスターミナルはチェトマルに比べて小さくて古い。トイレも使えなかった。
写真を撮ろうとしたらよく見てなくて現地の人のコーヒーをこぼしてしまった。ごめんなさい。
売店で受付をしてロッカーに荷物を預ける。バッグ3つで1時間30ペソ。高いな。 今日はトゥルム遺跡とセノーテに行くので大きな荷物を預ける。そして夕方にはココからプラヤデルカルメンまでバスで移動する。
まだ06:40で辺りも暗い。
今日は移動が多いのでレンタルバイク店でバイクを借りようと思っている。ちなみにメキシコは日本の国際免許証はダメらしい。
トゥルムのバスターミナルを左に10分ほど歩くとOXXOの横にレンタルバイク店がある。ココでスクーターを借りるつもりだ。
しかし9時開店だ。いまは7時なのでまだ2時間もある。
道の向かいのガソリンスタンドの奥に24時間営業のスーパーがある。
隣にサブウェイもあるがまだ開店していない。
綺麗なスーパーだしトイレもあるし、ココで時間を潰そう。コーヒーとパンを買ってイートインコーナーで9時になるのをひたすら待つ。
09:10にバイク店が開店した。ウチらの他にもたくさん客が待っている。
2時間も待ったのに「バイクは壊れているのでレンタルできない」だと。トホホ。仕方がないので自転車を2台借りた。
自転車でず〜とまっすぐ4kmほど走ると「GRAND CENOTE」に到着した。
入場料は1人180ペソ。更衣室がどこだか分からなかったのでトイレで水着に着替える。
シャワーを浴びてセノーテの階段を降りる。ロッカーを借りるときにパスポートを預けた。
すでにたくさんの観光客たちが泳いでいる。有名なセノーテなので日本人の団体客もいた。
セノーテの水は少し冷たい。人がたくさんいるので少し濁っていたが、水中に射し込む光はとても綺麗だった。水深は深いけれども有料でライフジャケットのレンタルもあるし、水中にロープがはってある場所もあるので安心だ。
奥の方には洞窟があり、少し浅くて水底は白い砂地だ。
泳ぎ終わったあとは敷地内の広場で体を温める。
グランセノーテから再び4kmほど奥に進む。
すると「CENOTE CAR WASH」がある。
料金は1人50ペソ。
上から見ても透明度が良い。深そう。
ダイビングをしている人たちもいる。
早速泳いでみる。太陽の光が射し込み、水草も綺麗だ。
ダイバーはタンクを2本背負っている。深いのだろうね。
ジャンプ台から飛び込む若者。
「カーウォッシュセノーテ」をじゅうぶん満喫したのでそろそろ上がる。
セノーテへ来た道を8kmほど戻り、さらに4kmほど進んでトゥルム遺跡(TULUM)に到着。
入り口のロゴの場所からさらに進むとお店がたくさん見えてくる。
園内には観光列車などが走っており、ディズニーランドみたいだ。
まずは自転車置き場に自転車を停めた。
チケット売り場で入場チケットを購入。1人70ペソだ。そして入場。
トンネルを抜けると・・・視界が開けて遺跡が見えてきた。
トゥルム遺跡は整備されていて綺麗な公園のようだ。今まで見てきた密林のマヤ遺跡とはちょっと違う。
高台を登ると青い海が見えてきた。
階段を降りると、綺麗なビーチがある。
これぞ「カリブ海」。美しい。メキシコシティからはじまった今回の旅、やっと海まで辿り着いた。感激だ。
トゥルム遺跡で有名なイグアナもいた。
今日は水着を持って来ていない(バスターミナルに預けているバッグの中)ので泳ぐこともできず、ボクたちは再び丘の上に登った。
途中、ウミガメが産卵する浜もあった。
観光地化されすぎているけれども、綺麗な海の側だし、イグアナもいるし、行って損はない遺跡ではある。
遺跡を見終わって、お土産売り場のあたりにあるバーで休憩。コロナビールとピナコラーダ(のノンアルコール)。ピナコラーダはパイナップルを丸ごと使っていたので結構高かったぞ。値段忘れたけど・・・。
自転車をレンタサイクルの店に返却し、ADOバスターミナルまで歩く。
バスターミナルで預けていた荷物を受け取る。全部で341ペソ。数時間なのに高いな。
これからトゥルム(Tulum)→プラヤデルカルメン(Playa del Carmen)に行くのだ。バスチケットを買おうと列に並んだのだが、年末だからなのかすごい行列。「無事買えるのか?」と心配していたら横からイタリア人らしき男が割り込んで来たので「割り込むなよ!」と叫ぶとブツクサ言いながら列を離れた。ちゃんとマナーを守ろうよ。
プラヤ行きのADOバスは全席満席のため買えなかった。仕方なく18時ちょっと前に出発の2等車の「mayabバス」に乗る。1人41ペソと格安だがバスは汚いし強盗が怖い・・・。
ちょっぴりドキドキしたが19:20にプラヤデルカルメンのADOバスターミナルへ到着した。
プラヤデルカルメンでは3泊し、年が明けて1/2にココからカンクン国際空港までバスで行く。一応混み具合を確認しておく。空港までは便数が多いから大丈夫かな。 有名なリゾート地「カンクン」も近いのだが、カンクンは日本人が多いし値段も高いので、欧米人が多くてリーズナブルな「プラヤデルカルメン」に宿泊することにしたのだ。
重い荷物を持って歩いて今晩の宿まで向かう。すごく都会の観光地だな。 今日の宿は下がミュージックレストランになっており、ずっと生演奏をしている。音が大きく部屋に中にいても響く。だけれどボクはあまり気にならない。ちなみに部屋に耳栓が置いてあった。宿の写真を撮り忘れた・・・。
そろそろ洗濯をしないとマズくなってきた。ホテルにコインランドリーがなかったので街中の洗濯屋を探した。メキシコにはこういう洗濯屋が結構たくさんあるそうだ。
1/2の朝に空港に行くので遅くても1/1には洗濯物を受け取らなければならない。一軒めの店は1/1は休みなので無理だ。次を探す。
二軒めはなんとか行けそうな時間に店が空いているみたいなのでお願いすることにした。確認のため、筆記で「ホントにこの日は空いてる?」と聞いてみた。英語が通じないのでなかなかコミニュケーションは大変だ。
洗濯屋を決めたので夕飯にする。今日はタイ料理の店に行ってみる。ビールはもちろんメキシコのビールだ。「TECATE」と「DOS EQUIS」。
店の人が「一品の量は少ないよ」と言うので3ドリンクと3料理を注文したけれども、ボクたちには多すぎた。全部で706ペソとチップ。スープは美味かった。パッタイは酢豚みたいな味だった。鮭は美味しかったけど多かった。全体の半分くらいの量を残したので結果高くついたかな。 明日の大晦日はとても楽しみにしていたアクティビティ「XPLOR」に挑戦だ!