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心を癒されに旅した時のブログ

知本温泉と高雄

06:40に起床。今日は知本で温泉に入って、高雄まで移動だ。ドミトリーの上段ベッドでコソコソと静かに着替え、荷物を整理して支度した。下のカップルを起こさないようにそっと二段ベッドの階段を降り、ロビーに向かう。フロントにはまだ誰もいない。朝食の準備もしてないので何も食べられない。昨晩、フロントに頼んでおいたタクシーも来ない。朝方にチェックアウトするって言ってたのだから、宿の人、誰かいてくれよ〜。列車の時間に間に合うかどうか心配していたら、やっとタクシーが来て駅に向かう。

 

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花蓮駅の構内にはセブンイレブンの駅弁しか売っていなかったので駅周辺を急いで散策した。列車の時間が迫っているがどうしても台湾の駅弁を食べてみたい。まだ多くの店が閉まっているが、偶然「便當」の文字を発見した。中に入って身振り手振りでおばちゃんに急いで作ってもらった。できたてホカホカだ。隣のお土産屋でビールも買い、駅に急ぐ。

 

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列車は08:23発の太魯閣号402で、知本まで行く。1人369元だ。列車の中は綺麗で、日本の特急列車と変わらない。

 

先ほど買った駅弁を食べながら景色を眺めていると10:05に知本駅に着いた。

 

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 知本駅は大きくもない田舎の駅だ。知本での目的は温泉。さっそく駅に荷物を預けて出発する。

 

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最初の目的地は知本温泉の入り口ちかくにある「忠義堂」だ。知本駅からタクシーに乗って200元。この「忠義堂」は地元の公衆浴場で観光客は滅多にいないみたいだけれど、日本のTV番組で紹介していたのを見て、ぜひ行きたかったのだ。

 

この公衆浴場は個室が並んでいて空いていたら誰でも入れる。自分でお湯を入れて、使い終わったら自分でお湯を捨てて次の人に渡す。ウチの嫁ちゃんは、施設の豪華さよりも「泉質」を求める人なので、こういうちょっとボロっちいお風呂でもへっちゃらだ。

 

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泉質が良く、肌がスベスベする。

 

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お湯はすこぶる気持ち良かった。出るときは寄付箱に20元ほど寄付をした。

 

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体が熱々なので、自動販売機で台湾のスポーツ飲料を買って飲んだ。自動販売機には日本語が書いてあったので、日本の中古品なのかもね。

 

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次に、山の上の方にある温泉に行くのだが、バスに目の前で置いていかれて仕方なく歩いて行くことに。日本の寂れた温泉街のような通りだな・・・。

 

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山道を歩いて30分、やっと「Y-Y旺温泉渡假村」に到着した。坂道、マジで疲れた〜。

 

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1人150元の入浴料と帽子代50元払う。温泉というより日本の健康ランドみたいな感じだ。プールもあるが暑い時期ではないのでそっちは閉まっている。

 

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水着を着て入るのだが、めちゃめちゃ良い泉質だ。今まで日本で入ったことのあるアルカリ泉と比べても、ココの方がスベスベする。こんなスゴイ温泉入ったことない。最高に気持ちが良いよ。蒸し風呂などもあって、日本語の話せるお爺ちゃんとも仲良くなったが、施設が地味だからなのか、ボクたち以外の日本人は見当たらなかった。

 

お湯にとても満足したボクたちは2時間くらいず〜と浸かって満喫した。ココはまた来たい温泉だ。お風呂をあがり、施設内にある脱水機で水着を脱水したあと、近くのバス停まで行った。「泓泉飯店」から「台東」行きのバスに乗り、途中の「知本火車站(知本駅)」で降りるのだ。

 

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バス停の待合場所でバスを待っていると日本語が話せるお婆ちゃんに話しかけられて少しおしゃべりをした。先ほどの温泉のお爺さんといい、やはり台湾には日本語を話せるご老人が多いな。バスが来たので悠々カードで乗車した。「知本火車站」に着くと、先ほどのお婆ちゃんにバイバイを言ってボクたちはバスを降りた。

 

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お昼ご飯を何も食べていないのだけれど、知本駅の周りには店がないので駅の売店でビールとカッパえびせんを買った。屋台などがあれば嬉しいのになぁ・・・。出発する列車までまだ時間があるので1時間前の「自強号」に変更してもらおうと思って窓口で聞いてみたのだけれど空席がないと。待つしかないのか、トホホです。

 

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ビールを飲みながら列車を待った。ホームにボロいディーゼル車が入ってきたが、これじゃないだろうと思ったらこれだった。16:06発の莒光号754で高雄まで1人259元だ。3時間の旅なのでバックパックから寝袋をだしてブランケットのように体にかけた。

 

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外の景色を見ながらウトウト。途中で海に沈みそうな夕日を見る事ができた。台湾の西側に来たんだな。

 

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高雄駅に到着し、まずは明日のチケットを受け取った。

 

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その後、MRTに乗って今日のホテルまで荷物を置きに行く。持っていた台北の悠々カードは使えないので高雄用のiPASSを購入した。国内の電車のカードは共通化してくれれば楽なんだけどなぁ。

 

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ホテルにチェックインして荷物を置いて、今回の旅の目的の1つである「蟹おこわ」を食べに「紅毛港海鮮餐廳」行った。ココも以前TV番組を見てぜひ食べたかった店だ。ネットで事前にラストオーダーを調べていた(21時と書いてあった)のだが店に着くとラストオーダーは20:30らしく、10分過ぎているのでもうダメだと言われた。せっかく日本から来たのでぜひ食べたいとお願いしたのだけれど、「料理人がもう帰ったから無理だ。」と言われた。嘘つくなよ・・・。ラストオーダー過ぎているのなら仕方がないけれども、断り方がちょっと嫌な感じだった。

 

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仕方がないので六号夜市に行って夕飯。台湾の夜市は賑やかで楽しいね。まず「度小月」の屋台で「担仔麺」を食べた。

 

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台湾ビールを飲みながら「たこ焼き」みたいなのを食べる。

 

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ちまき?美味いです。

嫁ちゃんの体調があまり良くないのでホテルに戻って早めに就寝。