tabisuki-oyaji

心を癒されに旅した時のブログ

太魯閣峡谷と文山温泉

f:id:sonicpower:20200920104946j:plain

f:id:sonicpower:20200920105009j:plain

f:id:sonicpower:20200920105033j:plain

今日は5時前に起床。ホテルをチェックアウトして台北駅に向かった。あたりはまだ真っ暗で地下道への入り口も閉まっている。今日の目的地は「太魯閣峡谷」と「文山温泉」だ。そのために花蓮駅まで列車に乗って行く。06:10発の普悠瑪号202に乗る。1人440元。

 

f:id:sonicpower:20200920105217j:plain

f:id:sonicpower:20200920105249j:plain

台北駅で台湾名物の駅弁を買おうと思っていたのだが、まだ時間が早すぎて駅弁の店が開いてなかった。改札を通るとセブンイレブンがあったのでそこでオニギリとお茶を購入した。ボリュームもあって美味そうだ。ビールも飲みたかったのだが、このあとバイクを運転する予定なので我慢してお茶にした。

 

f:id:sonicpower:20200920105403j:plain

08:20に花蓮駅に到着した。天気は曇っている。

 

f:id:sonicpower:20200920105420j:plain

まず、駅の窓口で明日の知本行きのチケットを先に受け取っておく。

 

f:id:sonicpower:20200920105434j:plain

そして花蓮駅の行李房に大きな荷物を預けておく(S30元、M50元、L70元)。台湾では多くの駅で「行李房」という場所があり、荷物を預かってくれるそうだ。コインロッカーだと開いてなかったりすると困るので、こういう場所があるのは便利だ。

 

f:id:sonicpower:20200920105638j:plain

大きな荷物を預けたボクたちは、がら〜んとした駅前を歩き、いくつかあるレンタルバイク屋を覗いた。

 

f:id:sonicpower:20200920105700j:plain

その中の一軒の愛想の良いおっちゃんの店でレンタルバイクを1台借りた。ヤマハのスクーターだ。レンタル料金は650元ということだったが500元にオマケしてもらった。

 

ヘルメットをかぶり、このバイクに2人乗りをして太魯閣に向けて出発だ。片道20km以上あるのでまずはガソリンスタンドで満タンだ。90元。

 

f:id:sonicpower:20200920105853j:plain

国道9号線を北上し、途中で曲がって山の方に向かう。

 

 

f:id:sonicpower:20200920105928j:plain

天気が良くないのが残念だけれど時折バイクを停めながら太魯閣渓谷の絶景を眺める。さすが観光地からなのか、通行する車の量も多い。途中のトンネルの中でボクたちは車の渋滞の脇をバイクですり抜けていると、すごく大きな声で怒鳴りつけられた。台湾語だから分からなかったけれど、怒っていたので「抜かすな!」って事なのかなぁ。道幅もあるのにバイクのすり抜けするのは良くないのかなぁ。チケットを買う順番を割り込んでいるのではないのにな。

 

f:id:sonicpower:20200920105951j:plain

 太魯閣の入り口をくぐってしばらく渓谷を走ると、道路が時間で封鎖していて通れなくなっていた。

 

通れるようになるまで時間をつぶす必要があるため、少し戻って山小屋みたいな場所で軽い食事&トイレ休憩をすることにした。コーヒーとちまきを注文して一休み。

 

</p

再びバイクに乗って文山温泉の入り口まで来た。トンネルの前の広くなっている場所にバイクを停めて文山温泉の案内板を見ると落石注意と書いてあった。

 

「落石注意」がちょっと怖いので、バイクのヘルメットをかぶったまま険しい階段を降りて行った。階段が濡れているので慎重に歩いていると途中で地元の人が来て「温泉はこっちだよ」と連れて行ってくれた。

 

河原まで降りて上を見上げると、先ほどまでいた吊り橋がすごく高い。

 

温泉に入るためにボクたちは岩の陰で水着に着替えた。温泉には誰もいなく、地元のおじさんとボクたちだけだった。地元のおじさんが、岩に囲まれた温泉の方ではなく、2mくらいの岩を降りて流れの速い川の中に入って行った。もちろん川の真ん中ではなく、流れが弱い岸のすぐそばだけれどここにも温泉が湧いているらしい。そんなこと、地元に人がいないと分からないな(笑)。その後、大きな浴槽のようになっている温泉にゆっくりつかり、台湾のおじさんとカタコトの英語でおしゃべりをした。この温泉は、行くのにちょっと大変だけれどとても気持ちが良かった。

 

f:id:sonicpower:20200920110756j:plain

再びバイクに乗り、天祥まで行った。霧がかかった景色が風情を感じて素晴らしい。

 

バイクを駐車場に停めて食事をすることにした。ビーフンと肉団子スープとコーラを注文。雨足が強くなって来たのでゆっくり食事をすることにした。

帰りの道は17時までゲートが開かないらしい。まだ2時間半も待たなくてはいけない。食事も終わり、この店でずっと時間をつぶすのも気まずいのですぐそばにあるホテルに行って、「お茶できますか?」と聞いたけれど、「宿泊者しかダメだ」と言われた。

 

仕方がないので、近くの売店で温かい肉まんとコーヒー牛乳を買って時間が過ぎるのを待っていた。温かいコーヒー牛乳が胃に染みるね。

 

雨は止まない・・・。売店でカッパを買って帰ることにした。なんか質の悪いゴミ袋のような薄さで不安になる。こんなことなら日本の100均でポンチョでも買っておけばよかった。

17時にゲートが開くので、16:45にカッパを着てバイクに乗る。渋滞をすり抜けながら山を降る。途中濡れた砂利道ですべって車にぶつかりそうになった。後ろに嫁ちゃんを乗せているのに危ない危ない。

 

小雨の中、スピードを出さずにゆっくり帰って18:15にバイク屋に到着した。バイクを返却して、タクシーに乗って今日の宿に向かった。今日の宿は「Cave Hostel」という新しいドミトリーだ。

 

ダブルベッドのドミトリーで800元。簡単な朝食付きだ。ボクたちは上の段で、下の段は外国人のカップルだった。少し話をして、今日行った文山温泉の写真を見せながら「良い温泉だよ〜」と教えてあげた。

 

ドミトリーだと男女別で分かれているところが多いけれども、カップルで一緒に寝られるのは良いね。

 

いつもボクたちの旅では、移動手段などのリサーチはボクの役目、食事と温泉のリサーチは嫁ちゃんの役目だ。嫁ちゃんは食事に対する野生の嗅覚がとても鋭い。ほとんどハズレがない。日本であらかじめ調べておいた「液香扁食店」に行った。ワンタンが絶品らしい。でも行くのが遅すぎたのか、もう終わっていた。残念。

 

f:id:sonicpower:20200920111416j:plain

f:id:sonicpower:20200920111514j:plain

次にこれも調べておいた「順富裕」に行き刀削麺を食べた。美味しかったのだが雨に濡れたせいで若干具合が悪いので、宿に戻って早めに寝る。