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心を癒されに旅した時のブログ

陸路でシンガポールへ

マラッカセントラルを8時に出発するシンガポール行きのバスに乗るため、宿を暗いうちに出た。途中のセブンイレブンに寄って100PLUSを買った。いや~、ハマりました100PLUS。マジで日本で売って欲しい。

そして、近くの幹線道路で路線バスを待つことにした。スキさんが昨日、「あそこの道路で手を挙げるとバスが止まってくれるから。」と教えてくれたのだ。そもそもバス停というものが無いみたい。日本のバスだと「渋谷駅行き」とか行き先が電光掲示板で表示されているけれども、こっちのバスはただのプレートに文字が書いてあるだけ。暗いと見えないじゃん。幹線道路を横切って、進行方向側の道の端に立った。幹線道路なのに街灯も無く暗過ぎてほとんど何も見えない。待ちはじめてちょっとしてバスらしきものが来たので、行き先も見えなかったけど手を挙げたが止まってくれなかった。少しずつ明るくなってきてやっと「マラッカセントラル行き」と行き先が見えたバスが止まってくれた。バスに乗るのに40分くらいかかってしまった。

 

写真はマラッカセントラル行きのバス。相変わらずボロい。

 

途中でイオンがあった。こんなに遠い国でも日本資本頑張ってるな。

 

マラッカセントラルに着いたのはギリギリだった。

 

8時出発のシンガポール行きのバスに乗りたかったのだがチケット売り場に着いたのが07:56。「08:00発のバスに間に合うの?」と聞いたら「ノープロブレム」だと。ギリギリだったけれども当初予定してた便に間に合った。

 

「S&S INTERNATIONAL EXPRESS」というバス会社で無事チケットを購入することができた。

 

これはシンガポール行きのバスのようだ。トイレは無い。

 

使ったお金

マラッカセントラル行きの路線バス 1RM×2人

マラッカ→シンガポールの長距離バス 22RM×2人

 

8時になったのにバスに誰も乗っていない。乗り場の前に座っている人たちにチケットを見せて「このバスでいいんだよね?」って聞くと「これだ」と答えてくれる。でもバスのどこにも「シンガポール行き」と書かれていなくて超不安。

不安だけれども、とりあえず乗ってみた。少しずつ他のお客さんも乗ってきたので、まず若いお兄ちゃんに聞いてみる。「これシンガポール行きですよね?」「ん?オレはジョホールバルに行くんだけれども、これはジョホールバル行きじゃないのか?」・・・まぁジョホールバルはシンガポールとの国境の町だから最悪そこまで行ければ後はなんとかなるだろう。次に老夫婦が乗ってきたのでそのおばさんにも聞いてみる。「そうよ、シンガポールにいくわ。」・・・これで安心。朝早かったので出発したバスの中で仮眠をとる。

 

11時頃ジョホールバルのイミグレーションに到着した。荷物を置いたままパスポートと貴重品だけを持ってバスを降りる。どこに行っていいのか分からないので他のお客さんの容姿を覚えて着いて行く。見失わないようにしないと・・・。

ジョホールバルのイミグレーションに向かう途中のエスカレーターで写真を「パシャ」と撮ったら、警官風の人にどなられた。1人がこっちに来るので「ソーリーソーリー、イレースピクチャー」と言って目の前で写真を消したら許してくれた。撮影禁止なのね。

 

出国審査は何もなく終わり、乗ってきたバスに戻った。でも同じバスの人をちゃんと覚えておかないと、どこに行けばいいのか迷うと思う。そしてコーズウェイを超えてシンガポールに入った。 

今度はシンガポールのイミグレで入国審査。荷物を全部持って、他のお客さんに着いて行く。入国審査は簡単に終わったけれども税関でボクは止められた。「バッグの中を見せて下さい。タバコを持っていますか?」おぉ~抜き打ち検査かぁ!良かった~タバコを持ち込まなくて。知らずにタバコを持ち込んでいたら罰金刑を喰らうところだった。

 

12時頃バスがシンガポールのどこかに到着した。バスターミナルでもないし何所かの街角だ。ここはどこだよぉ???ソフトバンクのCMで有名な「マリーナベイサンズ」が遠くに見えるので、なんとなく方角は分かる。一応確認のためバスを降りる時に運転手に「地球の歩き方」の地図を見せて「ここはどこ?」と聞いてみたのだけれども、運転手はシンガポールの人じゃないから地図のどこかが分からないみたい。「I don't know.」バスの運転手なんだから知っとけよ・・・。

ハラも減ってきたけれども、とりあえず場所を把握したい。MRTの駅を探してみる。「ニコル・ハイウェイ」とあった。「ブギス&アラブストリート」近辺なのは分かった。

 

現在の場所が分かったのでまずは腹ごしらえをすることにした。でもシンガポールドルをまったく持っていない。前にシンガポールに来た時は、オーチャードロードに両替所がいくつかあったけれどもココでは歩いても見つけられなかった。MAYBANKという銀行があったので、日本の銀行みたいに順番のチケットを取って待った。順番が回ってきたので両替を頼むと「両替はあっちよ。」と言われて外を指差された。銀行なら両替出来るのじゃないのかよ~。ビルの中にタバコ屋のような店があってそこで両替してもらった(1万円→150SGD)。

 

元気が出来たのでKeyPointというビルのフードコートでランチをすることにした。ボクはCrispy Noodle、息子はフレンチトースト。カリカリになった煮干しが入っているラーメンみたい。味はまぁまぁかな。

 

使ったお金

Crispy Noodle 3.5SGD

フレンチトーストと食パン 4.7SGD

 

ランチ後はMRTに乗る為にブギス駅に行く事にした。途中古い建物やアラブっぽい建物があった。

 

使ったお金

ブギス駅→チャイナタウン駅(MRT) いくらかメモしてなかった・・・

 

地下鉄に乗ってチャイナタウンへ向かう。切符はStandard Ticketを買うと、カード型の切符が出る。これにはデポジットが1SGD必要であとで返金できる。

 

シンガポールや韓国の地下鉄は写真のように事故防止の柵がある。最近は日本も対応しつつあるけれども、もっと積極的にやればいいのに。人命は大切だし、鉄道会社で経費の負担が大変ならば、すべて広告掲載の柵でもいいじゃん、と思う。

 

 

チャイナタウン駅を出てすぐ左に本日の宿はある。道沿いにたくさん店があるので最初は気づかなかった。

 

「A Beary Good Hostel」という宿。中に入るとカラフルでかわいい。

 

ドミトリーで部屋の中にはたくさん2段ベッドが置いてある。各ベッドにはコンセントやロッカーもある。着いた時には寝ている外国人もいた。リビングやキッチンも自由に使っていいみたいだ。WiFiももちろん使える。エアコンも効いているし、寝るだけなら十分の宿だと思う。デポジットで2人分30SGD預けた。

 

使ったお金

A Beary Good Hostel(ドミトリー、エアコン、トイレ&お湯シャワー共同) 3398円(2人分、agodaで予約PayPal払い)

 

荷物を宿のロッカーに入れてマーライオンパークまで歩く事にした。高いビルの間を通りながら歩いて行ったけど、やっぱりシンガポールは都会だね・・・。トイレも奇麗だし、詰まるような事もない。

 

 

去年シンガポールに来たときには気づかなかったけれども、フラトンホテルの裏にお洒落な場所があった。ボート・キーと呼ばれる所かな?川沿いにたくさんテラスがある。暗くなったら奇麗だろうな。

 

 

マーライオンパークに到着。去年はまだ工事をしていたマリーナベイサンズ横の花びらみたいな建築物も完成しているみたい。去年はクレーンとかたくさんあったのにな。マーライオンの前で何枚か記念撮影をする。もちろんお約束の「ゲ~」のポースもする。

 

夕暮れまでまだ時間があるので近くの橋の下にあるスタバで休憩する。ここのスタバはフリーのWiFiが無いみたいだけれども、去年来た時のスタバの隣の店のWiFi電波を拾えた。

 

使ったお金

モカフラペチーノ 6.9SGD

エスプレッソフラペチーノ 6.9SGD

 

結構な距離があるけれども、湾をぐるっと回ってマリーナベイサンズまで歩く事にした。マリーナベイサンズの目の前にある巨大なショッピングモールはすごすぎる。まだ出来ていない店舗もあるけど、高級ブランド店もいっぱいだ。

 

カジノもある。日本もこれくらい巨大なショッピングモールやカジノを作ればいいのに・・・。ボクは日本へのカジノ誘致には賛成だ。

ショッピングモールで息子がトイレに行っているのを待っている時に、おばさんに「あなた日本人?」と言われた。「ここのホテルすごいですよね~。でも高くてボクには泊まれないです。」と話をしていたら「カジノの会員になれば安くなるのよ。」と言って会員証を見せてくれた。「勝ちました?」と聞くと「ぜんぶお金すっちゃったわよ。」・・・との事。ジョホールバルからカジノをしにきたらしい。

 

19:30頃、まだ真っ暗ではないけれども夜景を見にサンズスカイパークに行く。テレビなどで有名な屋上にプールがあるソフトバンクのCMのビルだけれども、プールの場所には宿泊者しか行けないみたいだ。

 

一般客は丸みを帯びている先っちょのエリアには入ることが出来る。そこがサンズスカイパーク。チケット売り場で「小雨が降っていますけどいいですか?」と念を押されたけれども、今日しかないので当然行きます。

 

夜景がめちゃめちゃ奇麗だ。去年はシンガポールフライヤーというすごく大きな観覧車に乗って夜景を見たけれども30分で1周してしまう。ココは観覧車より高い場所だし、30分以上いても飽きないし、食べたければ屋上にレストランもある。高いだろうけど・・・。

 

使ったお金

サンズ・スカイパーク入場料 20SGD×2人

 

そのあとタクシー乗って、チャイナタウンのマックスウェルフードセンターというホーカーズへ行ってみた。

 

屋台がたくさんあるので、美味しそうなものを頼んでみる。

 

エビのワンタンスープ、チャーハン、キゥイジュース、もちろんタイガービールも。シンガポールもビール高いね・・・。

 

使ったお金

チャイナタウンまでのタクシー代 9.75SGD

エビのワンタンスープ 3SGD

チャーハン 3.2SGD

キゥイジュース 3SGD

タイガービール 6SGD

 

夕飯後は宿のあるチャイナタウン駅まで、通りの店や屋台を眺めながら歩いて帰った。去年はこっちの通りの屋台で食べたけれども、ホーカーズも通りの屋台もすごく美味しい。

 

宿に戻って、受付においてある冷蔵庫から100PLUSとタイガービールを買う。代金は受付に置いておく。みんなそうしているみたい。

ネットが繋がるので明日の宿をagodaで予約。もう旅も終わりに近づいているし、でっかいバックパックを持って宿を探すのも疲れて来たのでついついラクをしてしまう・・・。明日はマレーシアだ!

 

使ったお金

100PLUS 1SGD

タイガービール(缶) 3SGD